青色は正義。

青か、青以外か。

KINGDOM NOTE 刻の色: 残夜(よるのなごり) ~低重心プロギアレアロという異色モデル

商品の写真を見てドキリとした。

霧がかかったような明るい青のマットの軸と金属首軸は雑踏する新宿の街並みと空を、
IPゴールドで統一されたトリムは朝日とともに起き始めた街を、
そしてペン先には新宿の中心が動き出す「刻」を刻印しています。

ペン先。午前4時43分を示す盤面が刻まれている。

そのペン先に刻まれている時刻は4時43分。まさしく私が産まれた時刻だったからである。そんなペンのボディはマットなライトブルーであり広義の青系統。これは買わなければいけないとさえ思ったぐらいなのだが、如何せん高い。そもそも高いプロギアレアロに首軸金属パーツを装着した21金ペン先で、高くなる要素3拍子が揃ったプレーヤー。

そして写真によってボディが若干紫がかって見えるのが不安だった。「紫は違うんだよな……」と思っているうちに発売から1年ぐらいが経過していたが、まだ売り切れる気配がないときにKINGDOM NOTEのセールがあった。内容を見たらこれも安くなっていたので新宿に出向いた。

全景。思ったより紫ではない

果たして実物を見てみるとずいぶんと良かった。思ったよりも紫でない。もうこの瞬間に心は決まっていた。FとEFで迷ったが、EFはモノによっては出ない場合もあるのでEFを買った。

そんなプロギアレアロはプロギアより少し長め。金属パーツ使用による重さの差は約5g。

またまたサイズ比較に使われた千苅ウォーターブルー(左)

21金のEFというものは初めて買った。インクや使用状態によってはやや引っかかりを感じる。正直、21金でEFをメリットはそれほどないと思う。ただ極細字の中では書きやすいのは事実であって、EFしか買わない主義であれば21金を選ぶメリットはあると思う。