パイロット カスタムヘリテイジ912 : クラシックブルー
カスタム会というのはパイロットの取扱店として認定された店舗のこと。そのカスタム会は毎年限定品を出していて、2022年はカスタムヘリテイジ912だった。
「ネオクラシックカラー」をテーマに、ネオクラシックブルー、ネオクラシックグリーン、ネオクラシックブラウンの3色を展開。買ったのはもちろんブルー。通常品と違うのは、金属パーツがゴールドだということ。
見れば見るほどプラチナの#3776センチュリーみたい。しかし手元にあるのはロジウムフィニッシュのほうで、言うほど似ていない。色合いはセンチュリーのシャルトルブルーに比べると紫に近くて、濃度が濃い、というべき色合い。
あと、両端が平面なので見た目だけではなく持ってみても直線的な印象。まっすぐペン先まで力が伝わっていく感覚。
3月の発売直後はF, M, Bの3字幅のみ。しかし5月頃から通常品と同じ15種類の字幅から選べるようになった。じゃあフォルカンとかSFとか選んでみたかったよ、と思うし、2023年の4月になっても普通に売られている。限定品をすぐに買いに走るのも考えものであるが、ものによってはすぐ売り切れてしまうものもある。万年筆の人気はよくわからない。