青色は正義。

青か、青以外か。

パイロット キャップレスデシモ20カラーズ: ブルー ~「3大増える筆記具」

手帳に挿す用途の万年筆が1本欲しいと思った。小さめ万年筆だとブルーカームとかレガンス89sとかがあるのだが、筆記時にキャップを取るのが面倒くさいというより、鞄の中で結構簡単にキャップが取れることのほうが問題だった。

キャップレスデシモ20カラーズ。ハンズとかだとセールの対象になっていたりする

キャップレスのなかで一番青いのがデシモの20カラーズだった。キャップレスは種類が色々あって未だによくわからないが、普通のキャップレスよりも幾分小さくて細い。しかしペン先はしっかり18金で本格的である。

紆余曲折あって、毎日持ち歩くM6ガルーシャの専属となっている。デシモは細身なので手帳に挿しやすい。ペンケースを広げるような余裕のない場所であっても、サッとノックして書き始められるのは便利の一言。ボールペン感覚で万年筆の書き味が味わえる。

ガルーシャストレッチペンホルダーにもちゃんと入る。
この色のガルーシャなんてないでしょと思った貴方は鋭い

デシモの20カラーズは2019~2021年にかけてその名の通り全20種類のラインナップで登場した限定シリーズである。表面の加工のおかげで何となくキズにも強い気がするので気軽に鞄に放り込めるが、ひょっとしたらキズに強いのは気のせいかもしれない。デシモにかぎらず、キャップレスは毎年のようにメーカーや店舗から限定色が出ているので、カランダッシュの849、ラミーのサファリと並んで「3大増える筆記具」だと個人的に思っている。

ちなみに2022年の1月に買ったのだが、パイロットの金ペンを買うのはレガンス89s以来実に2年半ぶりだった。