青色は正義。

青か、青以外か。

Pelikan: M805 Blue Dunes ~月光に照らされた青い砂丘

長年(3年ぐらいですが)万年筆好きとしてやっているとやっぱり欲しくなるのがペリカンのM800。国産細字好きを標榜してきたのでコイツだけは買わんと思いながらやってきたのだが、昔買ったレオナルドのモーメントゼロがようやく調子良くなってきたので、これなら海外の細字も買っていいと思った。

M805: ブルーデューン

しかしM805のブルーストライプは青ではなく黒である。M800の限定を探すとブルーデューン、ヴァイブラントブルー、ブルー・オー・ブルーという「青い」のがあって、このうちブルーデューンなら2019年のモデルなので比較的まだ入手しやすそうだった。

ただ近くの店にはMとかBとかしかなくて、それで久しぶりにEFを通販で買った。「月に照らされた青い砂丘」のような万年筆が、皆既月食の日に届いた。

黒が強い部分

濃い青と薄い青が、マティスのような太い黒で仕切られる。そんな不思議なマーブルが、キャップから胴まで続く。これは黒ではない。青である。

心配していた文字の太さだが、結構渋めのモデルだったようで一安心。細字好きを標榜しているからか、割と渋めのモデルにあたることが多い気がする。

青が薄い部分

というか、本当はスーベレーンの値上げが直後に控えていて、買うなら今しかないと思って買ったのだけど、この製品は限定品なので値上げ対象外だった、という話。

青い月に照らされた砂丘の写真を探したけど、薄曇りの夕方の鳥取砂丘の写真しかなかった