青色は正義。

青か、青以外か。

oita made: JAPAN BLUE万年筆: ~外見はキラキラブルー、中身はセーラー14金

実物を見ないで万年筆を買うことはほとんどないのだが、これだけは見ずに買った。正確に言うと、見た記憶がある、という程度で買った。

JAPAN BLUE万年筆。クリップはない。

今でこそ伊東屋とかナガサワ文具センターで買えるのだが、2019年の発売当時は基本的にoita madeだけの販売であり、特別に銀座伊東屋に1本だけ入荷してそれきり、というような状態であった。そのうえ1回の販売で売られる本数が決まっており、たしか2か月ぐらい待った記憶がある。

ただ、その1回のかすかな「見た記憶がある」だけで買いたい、と思わせた軸である。

 

とにかく特徴的な軸。アルミニウムを天然の藍で染めて、槌目加工を施すことで唯一無二の外観を作り出している。ガルーシャなんかと合わせるとキラキラ族の出来上がり。

 

キャップをポストした状態。ちなみに筆者は左利き

キャップはねじ式。キャップを後ろに差すとカチッという音がして気持ちいいが、あまりに長くなって重心が後ろに寄りすぎる(本体とキャップの接合部の最下部ぐらいに重心が来る)のでキャップはつけないで使用するのが個人的なお勧め。

 

中身やペン先はセーラー万年筆なのでセーラーのコンバーターやカートリッジが使えるのがいいところ。セーラーの14金ペンなので書き味も問題なし。

 

ちなみに金属軸なのでまあまあ重め。45gと公式には書かれているけど自宅で測ったら33gだった。これで5万5000円税込み。私は思ったほど高くないと思いましたが、金銭感覚がおかしいですかね。